合同会社COREHITS

表示が1秒遅いだけで、人は去る。だから軽さにこだわる

Web制作

スマートフォンで何かを調べているとき、ページがなかなか開かずに、つい別のサイトへ移ってしまった経験はないでしょうか。私たちは普段、自分が「待たされる側」のときには驚くほど短気です。それなのに、いざ自分たちのサイトを作る側になると、表示の速さはつい後回しになりがちです。

サイトの表示が遅くなる原因は、いくつかあります。大きすぎる画像、たくさんの装飾、便利だからと次々に追加した外部の機能。一つひとつはよかれと思って入れたものですが、積み重なると、ページを開くたびにスマートフォンへ大きな荷物を届けているような状態になります。回線が速い環境では気づきにくく、電波が弱い場所で見たときに初めて「重さ」が表面化するのが厄介なところです。

私たちが制作の方針として「フレームワークに頼りすぎない軽い作り」を掲げているのは、こうした事情があるからです。世の中で広く使われている仕組みは、便利な反面、使っていない機能の分まで読み込んでしまうことがあります。そこで、本当に必要な部品だけを選んで組み立てる。手間はかかりますが、その分だけ表示は軽く、速くなります。

速さは、単なる気持ちよさの問題ではありません。開くのが速いサイトは、訪れた人が目的の情報にたどり着きやすく、途中で離れにくくなります。逆に、最初の数秒で重さを感じさせてしまうと、せっかく興味を持って来てくれた人を、内容を見てもらう前に逃してしまいます。中身が良くても、入り口でつまずいては届きません。

ただし、何でも削ればよいわけではありません。動きのある演出や、写真をふんだんに使った見せ方が、その店や会社の魅力を伝えるうえで欠かせない場合もあります。大切なのは「この演出は、重くなるだけの価値があるか」を一つずつ問い直すことです。価値があるなら残し、なんとなく入れているだけなら手放す。この見極めを、私たちはお客さまと一緒に行うようにしています。

軽いサイトは、地味です。派手な仕掛けがあるわけでもなく、見た目だけでは「速い」ことは伝わりません。それでも、訪れた人がストレスなく目的を果たせること。これは、長い目で見れば確かな価値になります。新しくサイトを作るときも、今のサイトを点検するときも、「これは速く開くだろうか」という視点を、ぜひ一度持ってみてください。

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